2025年表彰事業
学生卒業設計・制作 NCF空間ディスプレイアワード 募集要項
注意事項
ご応募の際は以下の点について、ご留意ください。
- ※応募する研究テーマには、空間ディスプレイ分野における発展や向上性等を視野にいれ、空間ディスプレイデザインについての探求や実現の成果が想定されていることが重要です。
- ※空間ディスプレイの概念については、乃村文化財団ホームページ「空間ディスプレイとは」をご覧ください。
- ※受賞者には副賞として賞金を授与します。賞金を受け取る際は、受賞者名義の口座を大学のとりまとめ担当者様へお申し出ください。
- ※ご応募前に、必ず乃村文化財団ホームページのQ&Aをご確認ください。
財団の目的
乃村文化財団は、空間ディスプレイ分野を志す学生、研究者および研究機関等を支援することを通して空間ディスプレイに対する理解の啓発と浸透を促進し、空間ディスプレイによる社会貢献の可能性を広げ、もって、経済、産業ならびに文化の発展に寄与することを目的とする。
表彰事業の趣旨
財団の目的に基づき、空間ディスプレイ分野にかかわる卒業設計・制作のうち優れたものを表彰する。
表彰事業の対象
日本全国に所在する大学の2024年度(2025年3月末)卒業予定者の卒業設計・制作作品で、空間ディスプレイに関わるもの。
- 注1: 大学院生などの修了制作は対象外です
- 注2: 卒業論文については対象外です
※ディスプレイとは?
ディスプレイは空間を媒体としたコミュニケーション手段の一つです。 情報伝達、販売促進、教育啓蒙等を目的に、伝えたい内容を一定の期間・特定の空間を通じて、参加した人々に直接・有効的に伝達する手段です。情報伝達メディアの切り口から言えば、送り手と受け手が互いに展示空間の中で出会い、直接的なインタラクティブ(双方向)コミュニケーションを前提にしていることが、他のメディアにはない特徴と言えます。また、空間を通して興味を喚起し、話題性・集客性・快適性などを伴いながら、購買の動機づけ・送り手のメッセージなどを伝達する機能を果たします。
(一般社団法人日本ディスプレイ業団体連合会)
審査対象の区分(空間ディスプレイ分野の区分)
便宜上、空間ディスプレイ分野を以下の4つに区分し、審査を行うこととします。
- 商業ディスプレイデザイン
例︔ショーウィンドウ、ショップ、レストラン、バー、サイン、グラフィック
- 生活ディスプレイデザイン
例︔住居、集合住宅、学校、公共施設、オフィス、クリニック、病院、インダストリアル
- エンターテインメント・ディスプレイデザイン
例︔美術館・博物館、劇場、ステージ、テーマパーク、アミューズメント施設、イベント、スポーツ施設、公園
- 都市ディスプレイデザイン
例︔大規模商業施設、都市施設、都市景観、都市インフラ、交通システム、情報システム
- 注1︓複数の区分にまたがる作品については、優先する区分をご判断ください
- 注2︓応募作品の審査過程で、区分の変更をご相談することがあります
表彰内容
空間ディスプレイ分野全体に対し審査を行うため、上記区分ごとに表彰件数を定めているものではありません。
NCF空間ディスプレイアワード最優秀賞
賞金10万円×1件
NCF空間ディスプレイアワード優秀賞
賞金5万円×4件程度
NCF空間ディスプレイアワード奨励賞
賞金3万円×4件程度
- 注1︓賞金は、受賞作品の設計・制作者に授与する
- 注2︓各賞に該当するものがない場合は、「受賞者なし」とする
- 注3︓受賞件数については、目安であり、受賞該当数増減の判断は、審査員による
応 募
- (1)
- エントリー
エントリー期限 2025年3月14日(金)まで
財団ホームページからエントリーしてください。
- 注1︓HPエントリー画面から一度登録すると記録の書換えはできません。重複エントリーを避けるため、修正が発生した場合は事務局へご連絡ください。
- 注2︓学生が自らエントリー入力する際は、必ず大学の担当者に連絡し、指示を仰いでください。
- 注3︓1大学から複数エントリーは可能ですが、大学にて一括管理できるよう窓口は一元化してください。
- 注4︓辞退される場合は、お手数でも応募受付締切りまでに、財団事務局へご一報ください。
- (2)
- 応募受付期間
2025年3月14日(金)受付開始
データ送付:2025年3月31日(月) 必着
書類送付:2025年4月2日(水) 必着
- (3)
- 応募方法
- (4)
- 提出先
公益財団法人乃村文化財団 事務局宛
- (5)
- 応募費用
無 料
- (6)
- その他
応募書類およびデータ等の提出物は、返却いたしません。
応募書類に記入された個人情報については、法令および当財団の内部規程に準じ、適切に取扱いします。
受賞した作品の大学名、作者氏名、応募資料については原則として公開とし、当財団のホームページ上に掲載します。
審 査
- (1)
- 審査期間
2025年5月下旬~6月初旬 選考委員会にて審査後、通知
※7月初旬 授与式開催
- (2)
- 審査委員
審査委員長(1名)
審査委員(2~3名程度)
- (3)
- 審査項目・基準
選考審査にあたっては、乃村文化財団の目的および表彰事業の趣旨をふまえて、ディスプレイが、人と人、人と物、人と情報をつなぎ豊かな価値を創造する空間を媒体としたコミュニケーション手段のひとつであることを、具体的な空間デザインにおいて具現化していることが大切です。そのための評価の視点として以下のような項目について特に注目し評価することとします。
- 発想の独創性
発想力、デザイン力、先進性、意外性、など
- 空間のインパクト
作品の完成度、訴求力、魅力、話題性、波及効果、影響力、集客力、など
- 生活の質の向上
利便性、QOL(クオリティ オブ ライフ)、幸福感、生きがい、文化的価値、ユニバーサルデザイン、安全・安心、など
- 社会的な意義
メッセージ性、社会性、歴史性、地域コミュニティづくり、地域活性化、地域防災、経済効果、など
- 空間ディスプレイの新しい可能性
先端技術の活用、DX(デジタル トランスフォーメーション)、発展性、拡張性、応用性、技術開発の可能性など
その他注意事項
以下のことをご留意の上、ご応募ください。
- 賞金は、空間ディスプレイ分野の研究等の発展に役立てることを目的として授与するものです。
- 賞金の振込口座は、受賞者の名義であることを原則とします。
- 同時に他団体の表彰事業への重複申請は可能です。
- 申請書提出後の申請取下げや通知受領後に辞退される場合は速やかにご報告願います。
- 賞金の外国送金は行いませんので、予めご了承下さい。
- ご提出いただいた応募書類、資料等は返却いたしません。
- 応募書類に記入された個人情報については、法令および当財団の内部規程に準じ、適切に取扱いします。なお、受賞者(研究者名、大学名、学部学科名)および受賞作品等の画像含め、原則として公開とし、当財団のホームページ上に掲載します。
- 当財団関連イベント等への登壇等を依頼する場合があります。
- 当財団の事業実績として、受賞作品等の画像を広報用ポスター、チラシ、パンフレット、報告書、ホームページ等に掲載する場合があります。
- 受賞者には、別途、ホームページ掲載用作品解説フォーマット(様式5)への記載とご提出を依頼します。
- 応募作品および受賞作品の著作物取扱いについては、著作権法に基づき対応します。
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